デプリ取り出しはいつ完了しますか?(東電へ質問提出)

デプリ取り出し等について、原子力規制庁に質問していたが、「経産省に聞け」との以下の回答が届いた。

【規制庁は独立性も主体性も中立性も合理性にも欠ける】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-09-10-1

経産省に質問しても回答が届いたためしがない。そこで東京電力に質問を提出した。質問内容は規制庁への質民に質問9を加えたもの。海洋放出前は時間がかかっても、回答内容は不十分だったり、未回答部分もあったが、一応丁寧に回答はくれた。

今回はどんな回答が届くだろうか?従来の主張を述べるのだろうか?既に、廃炉(デプリ取り出し)も、廃炉の一部とする汚染水海洋放出の合理性も破綻している。しかし経産省も東電も破綻していると絶対はに言えない。あと50年程度は国民に期待を持たせながら、騙し続けるのだろ

 挫折し、開発を中止した『もんじゅ』のように、途中で廃炉を中止というわけにはいかない。どう決着をつけるのであろうか?国民の税金はつぎ込まれる。早い決断が財政負担・国民負担を少なくし、電気料金も安くなる。

 この質問は東電への問題提起でもある。

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福島第一廃炉促進カンパニー御中
cc廃炉コミュニケーションセンター・企画グループ
cc 福島県・原子力安全対策課


御社はデプリ取り出し作業の基本中の基本すらできない体たらくですが、再びデプリ取り出し作業に着手したようです。以下について教えて下さい。現時点で考える目標値やロードマップの計画でもOKです。回答は1週間以内を希望します。


1.デプリの本格的取り出しはいつ頃から始められますか??

2.デプリの取り出しは1日何キロ(何トン、何グラム)を目標としていますか?

3.デプリ取り出し完了はいつ頃を目標にしていますかか?

4.880トンもあるデプリの取り出しは1gも残さず取り出せますか?

5.1gも残さず取り出す為には、どのような手法を考えていますか?

6.廃炉は30年から40年としています。既に冷温停止から13年になろうとしています。
残り期間は17年あるいは27年です。そこまでに廃炉は完了しますか?デプリを取り出し後に、建屋を壊し、更地にするにはさらに5年~10年はかかるでしょう。残されたデプリ取り出し期間は7年から17年程度しかありません。可能でしょうか?

※仮に1日1kg取り出せた場合、880トン取り出すには約2500年かかります。日本人は存在していない可能性大です。1gなら250万年です。人類は絶滅しています。仮に1日1トンなら2.5年です。

7.ALPS汚染水海洋放出は廃炉には避けて通れないとしています。デプリが取り出せない中で、今すぐ汚染水の海洋放出の必要性は無いのです。廃炉とデプリ取り出しと、ALPS汚染水を今海洋放出しなければならない理由(関係性)を時間軸で解説してください。

8.ALPS小委員会の検討事項は簡単に言うと「廃炉までにタンク内の処理水(汚染水)の処分を終える為の方法」としています。

  従い、逆にいうと燃料デプリの取り出しができない場合、廃炉できないので、処理水を処分する必要がないと読める」と森田委員が述べています。まさにその通りです。東電として、昨年夏から海洋放出を始めた合理性を説明ください。

9.汚染水(処理水)処理の目的は廃炉が終わったのに、タンクが残っているのはおかしい、処分しなければならないというのが建前です。すなわち、デプリ取り出しと汚染水の止水が同時に完了する必要があります。いずれも完了しなければ、汚染水は出続けます(タンクは無くならない)凍土壁や現在のやり方では完全に汚染水を止水する事はできません。
本件の矛盾する現在の手法について、合理的な説明をお願いいたします。


以上、1週間以内にご回答をお願いいたします。

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