規制庁は独立性も中立性も科学性も合理性にも欠ける
廃炉には避けては通れないという『デプリ取り出し』と『汚染水海洋放出の合理性』について、原子力規制庁に質問したところ、経産省に聞けと、想定通りの回答が届いた。
この質問は規制庁に『廃炉』の認識や、『汚染水海洋放出』に関する問題意識を持ってもらう為に、敢えて質問したもの。
【デプリ取り出しは、いつ完了しますか?】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-09-09
『原子力規制委員会は、中長期ロードマップの策定に係る意思決定には関与していないことから、現時点で燃料デブリの取り出しに係る工程等について見解を述べる立場にございません。つきましては、本件についてのご意見・お問合せは、経済産業省宛てにお願いいたします。なお、原子力規制委員会としては、政府の方針に基づき東京電力が作成した計画の申請があれば、厳正に審査を行っていくことになります。』
そして汚染水の海洋放出に関しての質問には、今までの東電や経産省が理由として述べている事を念仏のように繰り返すだけの回答。その東電や経産省の回答の合理性の確認・質問をしているにもかかわらず(涙)・・・
原子力規制庁は監視・規制機関としての独立性、公正・中立性、科学性、合理性はまったくない。既に信仰宗教と同じレベル。こんな原子力規制庁に原発の安全性の審査を任せていて良いのだろうか?
【質問】
1.デプリの本格的取り出しはいつ頃から始められますか??規制庁として、どう捉えているかを教えてください。
2.デプリの取り出しは1日何キロ(何トン、何グラム)を目標としていますか?規制庁として廃炉30年~40年とのロードマップを認可した立場から、どのような目標設定が望ましいと捉えているかを教えてください。
3.デプリ取り出し完了はいつ頃を目標にしていますかか?規制庁として廃炉30年~40年とのロードマップを認可した立場から、どのような目標設定が望ましいと捉えているかを教えてください。
4.880トンもあるデプリの取り出しは1gも残さず取り出せますか?
5.1gも残さず取り出す為には、どのような手法を考えていますか?
6.廃炉は30年から40年としています。既に冷温停止から13年になろうとしています。残り期間は17年あるいは27年です。そこまでに廃炉は完了しますか?デプリを取り出し後に、建屋を壊し、更地にするには、さらに5年~10年はかかるでしょう。残されたデプリ取り出し期間は7年から17年程度しかありません。可能でしょうか?
※仮に1日1kg取り出せた場合、880トンのデプリを取り出すには約2500年かかります。日本人は存在していない可能性大です。1gなら250万年です。人類は絶滅しています。仮に1日1トンなら2.5年です。
【規制庁回答】:
東京電力福島第一原子力発電所の燃料デブリの取り出しについては、政府において策定されている中長期ロードマップに従い、政府及び東京電力において、その取り出しに係る具体的な工法について引き続き検討がなされている段階であると承知しております。
原子力規制委員会は、中長期ロードマップの策定に係る意思決定には関与していないことから、現時点で燃料デブリの取り出しに係る工程等について見解を述べる立場にございません。つきましては、本件についてのご意見・お問合せは、経済産業省宛てにお願いいたします。
なお、原子力規制委員会としては、政府の方針に基づき東京電力が作成した計画の申請があれば、厳正に審査を行っていくことになります。
【質問7】
ALPS汚染水海洋放出は廃炉には避けて通れないとしています。デプリが取り出せない中で、今すぐ汚染水の海洋放出の必要性は無いのです。廃炉とデプリ取り出しと、ALPS汚染水を今海洋放出しなければならない理由(関係性)を時間軸で解説してください。
【質問8】
ALPS小委員会の検討事項は簡単に言うと「廃炉までにタンク内の処理水(汚染水)の処分を終える為の方法」としています。従い、逆にいうと燃料デプリの取り出しができない場合、廃炉できないので、処理水を処分する必要がないと読める」と森田委員が述べています。まさにその通りです。規制庁として海洋放出を認めた合理性を説明ください。
【規制庁回答】:
ALPS処理水の海洋放出については、ALPS処理水をタンクに貯留し続けた場合、東京電力福島第一原子力発電所内の敷地が逼迫するなど、今後の燃料デブリ取り出しを含めた廃炉作業に悪影響を及ぼすことが予想されるため、速やかに対応する必要があると考えております。
この質問は規制庁に『廃炉』の認識や、『汚染水海洋放出』に関する問題意識を持ってもらう為に、敢えて質問したもの。
【デプリ取り出しは、いつ完了しますか?】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-09-09
『原子力規制委員会は、中長期ロードマップの策定に係る意思決定には関与していないことから、現時点で燃料デブリの取り出しに係る工程等について見解を述べる立場にございません。つきましては、本件についてのご意見・お問合せは、経済産業省宛てにお願いいたします。なお、原子力規制委員会としては、政府の方針に基づき東京電力が作成した計画の申請があれば、厳正に審査を行っていくことになります。』
そして汚染水の海洋放出に関しての質問には、今までの東電や経産省が理由として述べている事を念仏のように繰り返すだけの回答。その東電や経産省の回答の合理性の確認・質問をしているにもかかわらず(涙)・・・
原子力規制庁は監視・規制機関としての独立性、公正・中立性、科学性、合理性はまったくない。既に信仰宗教と同じレベル。こんな原子力規制庁に原発の安全性の審査を任せていて良いのだろうか?
【質問】
1.デプリの本格的取り出しはいつ頃から始められますか??規制庁として、どう捉えているかを教えてください。
2.デプリの取り出しは1日何キロ(何トン、何グラム)を目標としていますか?規制庁として廃炉30年~40年とのロードマップを認可した立場から、どのような目標設定が望ましいと捉えているかを教えてください。
3.デプリ取り出し完了はいつ頃を目標にしていますかか?規制庁として廃炉30年~40年とのロードマップを認可した立場から、どのような目標設定が望ましいと捉えているかを教えてください。
4.880トンもあるデプリの取り出しは1gも残さず取り出せますか?
5.1gも残さず取り出す為には、どのような手法を考えていますか?
6.廃炉は30年から40年としています。既に冷温停止から13年になろうとしています。残り期間は17年あるいは27年です。そこまでに廃炉は完了しますか?デプリを取り出し後に、建屋を壊し、更地にするには、さらに5年~10年はかかるでしょう。残されたデプリ取り出し期間は7年から17年程度しかありません。可能でしょうか?
※仮に1日1kg取り出せた場合、880トンのデプリを取り出すには約2500年かかります。日本人は存在していない可能性大です。1gなら250万年です。人類は絶滅しています。仮に1日1トンなら2.5年です。
【規制庁回答】:
東京電力福島第一原子力発電所の燃料デブリの取り出しについては、政府において策定されている中長期ロードマップに従い、政府及び東京電力において、その取り出しに係る具体的な工法について引き続き検討がなされている段階であると承知しております。
原子力規制委員会は、中長期ロードマップの策定に係る意思決定には関与していないことから、現時点で燃料デブリの取り出しに係る工程等について見解を述べる立場にございません。つきましては、本件についてのご意見・お問合せは、経済産業省宛てにお願いいたします。
なお、原子力規制委員会としては、政府の方針に基づき東京電力が作成した計画の申請があれば、厳正に審査を行っていくことになります。
【質問7】
ALPS汚染水海洋放出は廃炉には避けて通れないとしています。デプリが取り出せない中で、今すぐ汚染水の海洋放出の必要性は無いのです。廃炉とデプリ取り出しと、ALPS汚染水を今海洋放出しなければならない理由(関係性)を時間軸で解説してください。
【質問8】
ALPS小委員会の検討事項は簡単に言うと「廃炉までにタンク内の処理水(汚染水)の処分を終える為の方法」としています。従い、逆にいうと燃料デプリの取り出しができない場合、廃炉できないので、処理水を処分する必要がないと読める」と森田委員が述べています。まさにその通りです。規制庁として海洋放出を認めた合理性を説明ください。
【規制庁回答】:
ALPS処理水の海洋放出については、ALPS処理水をタンクに貯留し続けた場合、東京電力福島第一原子力発電所内の敷地が逼迫するなど、今後の燃料デブリ取り出しを含めた廃炉作業に悪影響を及ぼすことが予想されるため、速やかに対応する必要があると考えております。
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