俺たちの伝承館

昨年7月にオープンした『俺たちの伝承館』を尋ねた。訪れたのはオープン後1年後でもある。天井に貼られた大きな絵画と天井に突き刺さろうとする腕を伸ばしたようなオブジェが圧巻だ。福島県南相馬市の住宅街にある手作りの美術館。空き倉庫を利用した。

事故直後に餓死した子牛を模した作品と飢えた牛がかじった柱がある。吹き抜けになっている建物の中央に足を踏み入れると、巨大な木彫がそびえ立ち、見上げると七メートル×五メートルもある天井画が広がる。

天井画の作者は、神奈川県藤沢市の日本画家、山内若菜さん(46)。そこには山内さんが何度も福島に通って見聞きした事故前から今、未来への時間と命がぎゅっと詰まっている。生も死も、あらゆるものが鮮やかな色と光に包まれ、圧倒的な力強さに目を奪われる。

この記事は東京新聞の記事の一部を引用した。詳細は以下をご覧ください。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/265201



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          【希望の牧場】
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