呆れた福島医大からの回答
福島医大に質問していたところ呆れた回答が届いた。この無責任な福島医大が『福島特集論文』で甲状腺がんの多発の放射線の影響を否定したり、県民健康調査検討委員会の事務局をして、放射線影響を否定するデータを提供し、議論を誘導している。更にUNSCEARにも放射線影響を否定する論文を数多く提供(選択はUNSCEAR)している。これでも決定したのは県民健康調査検討委員会やUNSCEARだと言って逃げ切る。
以下が小生に届いた福島医大からの回答。
T様
この度はご質問をいただきありがとうございます。
ご質問について、まとめて回答させていただきます。
ご質問いただいた、甲状腺検査に関する該当部分は、県の検討委員会の評価に基づくものであり、医大としての評価ではありません。また、UNSCEAR報告書に関しては、医大で解説する立場にはありません。
当センターは、県から「県民健康調査」の委託を受け、その実施機関として調査を適切に実施し、県民の皆さまの健康維持・増進の実現に貢献しているところです。
今後とも引き続き、「県民健康調査」へのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
公立大学法人福島県立医科大学
放射線医学県民健康管理センター
ーー小生が提出した質問内容が下記ーーー
甲状腺検査に関する以下のHPの『検査の目的』に 『福島県においては、チョルノービリに比べて放射性ヨウ素の被ばく線量が低く、被ばくによる健康への影響は考えにくいとされていますが』とあり、本件に関し質問したところ以下のような回答が届きました。
『ご質問いただいた、甲状腺検査に関する該当部分は、県の検討委員会の評価に基づくものであり、医大としての評価ではありません。また、UNSCEAR報告書に関しては、医大で解説する立場にはありません。』本件と福島特集の論文集とは大きく乖離していませんか?ご見解頂ければと思います。
被ばく線量が低いとする根拠となるエビデンス(論文・文献・データ)を教えてください。
①その被ばく線量は、特に3月15日~16日のプルームの吸入摂取による内部被ばくは考慮されていますか?
②UNSCEAR2020/2021報告者はプルームによる内部被ばくを二桁以上も過小化されている事が国内の専門家から指摘されています。本件について福島医大はどのように評価してますか?
③その被ばく線量は浪江町民が一時避難した津島で炊き出しに出された、汚染されていた露地野菜や沢水等を摂取した口径摂取内部被ばくは考慮されていますか?
④政府や福島県及びUNSCEARは3月16日までは避難勧告が出された住民は、全員避難完了したとしていますが、避難が遅れたりその地にとどまっていた住民の被爆はどのように評価しましたか?
※UNSCEAR(40の避難シナリオ)が3月15日までには避難完了したとされた避難区域住民は、必ずしも全員避難したわけではなく、また避難途中に高線量地域に駐車した車内で過ごした住民も多い。高線量の浪江町津島住民は3月16日までには全員避難していない。
ーーーー ーーーー
本日の福島医大のシンポジウムで発表のどの演者も内部被ばくを無視している事には呆れるばかり。間違いだらけのポンコツ発表ばかり・・・間違いだらけと改竄した医大の『福島特集論文』や『UNSCEAR2020/2021報告書』の批判『もう一つの福島特集』論文集に期待したい。
ーーー ーーー
事前の質問に加え、あきれはてて追加質問をだした。
【神谷センター長】
「99.8%の住民は5mSv未満であった」とありあますが、これはどのようにして測定した数値でしょうか?以下質問致します。
① 5msvの吸入摂取の内部被ばく、経口摂取の内部被ばく、外部被ばく線量の内訳は?
② 1年間の被ばく線量値はいくらか?
③ またそのデータは何に基づいてものか?その精度を福島医大はどう評価したか?
④ ヨウ素の吸入被ばく。特に3月15日~16日に襲ったプルームによる内部被ばくはどのように評価しているか?
⑤ 避難場所や避難するまでに居住地で摂取した露地野菜による経口摂取内部被ばくはどのように評価しているか?
【キャリー・M・キタハラ研究員】
1.過剰診断は福島医⼤含め誰もWelchの過剰診断定義を満たす証明はしていない。医大はUNSCEAR報告書かIARCの技術報告書No.46に頼るだけのようです。
但しIARCの報告書にもUNSCEAR2020/2021報告書にも過剰診断の証明はしていないし、逆に過剰診断の反証と「過酷事故原因説」の証明は多数ある。福島の甲状腺がんは過剰診断とは言えない事は明らかですが、如何お考えでしょうか?
2.日本政府がヨウ素剤を予防投与とあますが、三春町住民等限られた住民だけで、ほとんどの住民はヨウ素剤を摂取していませんし、日本人のヨウ素欠乏症が少ないというのは数十年前のデータによるもので間違っています。
3.日本の放射線放出量がチェルウエリの1/10も間違いです。被ばく線量はほどんど変わりありません。
本行論文 「 UNSCEAR 2020/2021 報告書の問題点」
http://natureflow.web.fc2.com/HP/paper/HTUN1.pdf
【志村教授】
1.①大量のプルームによる個人のヨウ素の吸入摂取による内部被ばくがUNSCEAR報告書では、二桁以上も過小評価されています。個人の甲状腺等価線量はどのように調査しているのでしょか?②具体的な交絡因子は何でしょうか?③様々なマッチングパターンとは具体的に何でしょうか?事故後12年も過ぎています。あまりにも遅すぎませんか?
2.福島医大は甲状腺がんの因果関係を明らかにする方法を知らない為に、事故後12年過ぎても曖昧な言い方をしているように感じます。福島医大は非科学的なUNSCEAR報告書にのみ論拠し、自らの検証はしていないようです。まずはUNSCEAR報告書の全文は読んだのでしょうか?
「因果関係がない」との証明もできていません。福島医大は因果関係を実証する事は不可能(実証能力がない?)と、正直に言うべきではないでしょうか?このままの状態が続く事が福島県民にとって不幸な事です。ご意見賜れば幸甚です。
3.甲状腺検査に関する以下のHPの『検査の目的』に 『福島県においては、チョルノービリに比べて放射性ヨウ素の被ばく線量が低く、被ばくによる健康への影響は考えにくいとされていますが』とあり、本件に関し質問したところ以下のような回答が届きました。
『ご質問いただいた、甲状腺検査に関する該当部分は、県の検討委員会の評価に基づくものであり、医大としての評価ではありません。 また、UNSCEAR報告書に関しては、医大で解説する立場にはありません。』本件と福島特集の論文集とは大きく乖離していませんか?ご見解頂ければと思います。
4.被ばく線量が低いとする根拠となるエビデンス(論文・文献・データ)を教えてください。
①その被ばく線量は、特に3月15日~16日のプルームの吸入摂取による内部被ばくは考慮されていますか?
②UNSCEAR2020/2021報告者はプルームによる内部被ばくを二桁以上も過小化されている事が国内の専門家から指摘されています。本件について福島医大はどのように評価してますか?
③その被ばく線量は浪江町民が一時避難した津島で炊き出しに出された、汚染されていた露地野菜や沢水等を摂取した口径摂取内部被ばくは考慮されていますか?
④政府や福島県及びUNSCEARは3月16日までは避難勧告が出された住民は、全員避難完了したとしていますが、避難が遅れたりその地にとどまっていた住民の被爆はどのように評価しましたか?
※UNSCEAR(40の避難シナリオ)が3月15日までには避難完了したとされた避難区域住民は、必ずしも全員避難したわけではなく、また避難途中に高線量地域に駐車した車内で過ごした住民も多い。高線量の浪江町津島住民は3月16日までには全員避難していない。
【安田講師】
1.内部被ばくが無かったというのは全くの間違いです。3月15日~16日のプルームでUNSCESR評価の100倍以上の内部被ばくが示唆されています。福島の被ばく線量はチェルノブエリほとんど同じとの専門家の評価結果がでています。残念ながら外部被ばくだけでの評価はまったく意味のないものです。詳細は以下の論考をご覧ください。
本行論文 「 UNSCEAR 2020/2021 報告書の問題点」http://natureflow.web.fc2.com/HP/paper/HTUN1.pdf
質問の全文は以下をご覧ください。
【福島医大のポンコツ・シンポへの質問】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-02-26
以下が小生に届いた福島医大からの回答。
T様
この度はご質問をいただきありがとうございます。
ご質問について、まとめて回答させていただきます。
ご質問いただいた、甲状腺検査に関する該当部分は、県の検討委員会の評価に基づくものであり、医大としての評価ではありません。また、UNSCEAR報告書に関しては、医大で解説する立場にはありません。
当センターは、県から「県民健康調査」の委託を受け、その実施機関として調査を適切に実施し、県民の皆さまの健康維持・増進の実現に貢献しているところです。
今後とも引き続き、「県民健康調査」へのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
公立大学法人福島県立医科大学
放射線医学県民健康管理センター
ーー小生が提出した質問内容が下記ーーー
甲状腺検査に関する以下のHPの『検査の目的』に 『福島県においては、チョルノービリに比べて放射性ヨウ素の被ばく線量が低く、被ばくによる健康への影響は考えにくいとされていますが』とあり、本件に関し質問したところ以下のような回答が届きました。
『ご質問いただいた、甲状腺検査に関する該当部分は、県の検討委員会の評価に基づくものであり、医大としての評価ではありません。また、UNSCEAR報告書に関しては、医大で解説する立場にはありません。』本件と福島特集の論文集とは大きく乖離していませんか?ご見解頂ければと思います。
被ばく線量が低いとする根拠となるエビデンス(論文・文献・データ)を教えてください。
①その被ばく線量は、特に3月15日~16日のプルームの吸入摂取による内部被ばくは考慮されていますか?
②UNSCEAR2020/2021報告者はプルームによる内部被ばくを二桁以上も過小化されている事が国内の専門家から指摘されています。本件について福島医大はどのように評価してますか?
③その被ばく線量は浪江町民が一時避難した津島で炊き出しに出された、汚染されていた露地野菜や沢水等を摂取した口径摂取内部被ばくは考慮されていますか?
④政府や福島県及びUNSCEARは3月16日までは避難勧告が出された住民は、全員避難完了したとしていますが、避難が遅れたりその地にとどまっていた住民の被爆はどのように評価しましたか?
※UNSCEAR(40の避難シナリオ)が3月15日までには避難完了したとされた避難区域住民は、必ずしも全員避難したわけではなく、また避難途中に高線量地域に駐車した車内で過ごした住民も多い。高線量の浪江町津島住民は3月16日までには全員避難していない。
ーーーー ーーーー
本日の福島医大のシンポジウムで発表のどの演者も内部被ばくを無視している事には呆れるばかり。間違いだらけのポンコツ発表ばかり・・・間違いだらけと改竄した医大の『福島特集論文』や『UNSCEAR2020/2021報告書』の批判『もう一つの福島特集』論文集に期待したい。
ーーー ーーー
事前の質問に加え、あきれはてて追加質問をだした。
【神谷センター長】
「99.8%の住民は5mSv未満であった」とありあますが、これはどのようにして測定した数値でしょうか?以下質問致します。
① 5msvの吸入摂取の内部被ばく、経口摂取の内部被ばく、外部被ばく線量の内訳は?
② 1年間の被ばく線量値はいくらか?
③ またそのデータは何に基づいてものか?その精度を福島医大はどう評価したか?
④ ヨウ素の吸入被ばく。特に3月15日~16日に襲ったプルームによる内部被ばくはどのように評価しているか?
⑤ 避難場所や避難するまでに居住地で摂取した露地野菜による経口摂取内部被ばくはどのように評価しているか?
【キャリー・M・キタハラ研究員】
1.過剰診断は福島医⼤含め誰もWelchの過剰診断定義を満たす証明はしていない。医大はUNSCEAR報告書かIARCの技術報告書No.46に頼るだけのようです。
但しIARCの報告書にもUNSCEAR2020/2021報告書にも過剰診断の証明はしていないし、逆に過剰診断の反証と「過酷事故原因説」の証明は多数ある。福島の甲状腺がんは過剰診断とは言えない事は明らかですが、如何お考えでしょうか?
2.日本政府がヨウ素剤を予防投与とあますが、三春町住民等限られた住民だけで、ほとんどの住民はヨウ素剤を摂取していませんし、日本人のヨウ素欠乏症が少ないというのは数十年前のデータによるもので間違っています。
3.日本の放射線放出量がチェルウエリの1/10も間違いです。被ばく線量はほどんど変わりありません。
本行論文 「 UNSCEAR 2020/2021 報告書の問題点」
http://natureflow.web.fc2.com/HP/paper/HTUN1.pdf
【志村教授】
1.①大量のプルームによる個人のヨウ素の吸入摂取による内部被ばくがUNSCEAR報告書では、二桁以上も過小評価されています。個人の甲状腺等価線量はどのように調査しているのでしょか?②具体的な交絡因子は何でしょうか?③様々なマッチングパターンとは具体的に何でしょうか?事故後12年も過ぎています。あまりにも遅すぎませんか?
2.福島医大は甲状腺がんの因果関係を明らかにする方法を知らない為に、事故後12年過ぎても曖昧な言い方をしているように感じます。福島医大は非科学的なUNSCEAR報告書にのみ論拠し、自らの検証はしていないようです。まずはUNSCEAR報告書の全文は読んだのでしょうか?
「因果関係がない」との証明もできていません。福島医大は因果関係を実証する事は不可能(実証能力がない?)と、正直に言うべきではないでしょうか?このままの状態が続く事が福島県民にとって不幸な事です。ご意見賜れば幸甚です。
3.甲状腺検査に関する以下のHPの『検査の目的』に 『福島県においては、チョルノービリに比べて放射性ヨウ素の被ばく線量が低く、被ばくによる健康への影響は考えにくいとされていますが』とあり、本件に関し質問したところ以下のような回答が届きました。
『ご質問いただいた、甲状腺検査に関する該当部分は、県の検討委員会の評価に基づくものであり、医大としての評価ではありません。 また、UNSCEAR報告書に関しては、医大で解説する立場にはありません。』本件と福島特集の論文集とは大きく乖離していませんか?ご見解頂ければと思います。
4.被ばく線量が低いとする根拠となるエビデンス(論文・文献・データ)を教えてください。
①その被ばく線量は、特に3月15日~16日のプルームの吸入摂取による内部被ばくは考慮されていますか?
②UNSCEAR2020/2021報告者はプルームによる内部被ばくを二桁以上も過小化されている事が国内の専門家から指摘されています。本件について福島医大はどのように評価してますか?
③その被ばく線量は浪江町民が一時避難した津島で炊き出しに出された、汚染されていた露地野菜や沢水等を摂取した口径摂取内部被ばくは考慮されていますか?
④政府や福島県及びUNSCEARは3月16日までは避難勧告が出された住民は、全員避難完了したとしていますが、避難が遅れたりその地にとどまっていた住民の被爆はどのように評価しましたか?
※UNSCEAR(40の避難シナリオ)が3月15日までには避難完了したとされた避難区域住民は、必ずしも全員避難したわけではなく、また避難途中に高線量地域に駐車した車内で過ごした住民も多い。高線量の浪江町津島住民は3月16日までには全員避難していない。
【安田講師】
1.内部被ばくが無かったというのは全くの間違いです。3月15日~16日のプルームでUNSCESR評価の100倍以上の内部被ばくが示唆されています。福島の被ばく線量はチェルノブエリほとんど同じとの専門家の評価結果がでています。残念ながら外部被ばくだけでの評価はまったく意味のないものです。詳細は以下の論考をご覧ください。
本行論文 「 UNSCEAR 2020/2021 報告書の問題点」http://natureflow.web.fc2.com/HP/paper/HTUN1.pdf
質問の全文は以下をご覧ください。
【福島医大のポンコツ・シンポへの質問】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-02-26
この記事へのコメント