個人線量測定のデタラメ
原発事故以来、子ども達の生活が激変し、親御さんともども甲状腺がんへの不安を
抱えたり、罹患しながら将来への不安等大変なストレスを持ちながら生活しているのが
現状だ。
二本松市はじめ福島県内の各市町村は原発事故発生以降、
子ども達に個人線量計(ガラスバッジ等)を
配布し、外部被ばく線量 (バックグラウンド値を差し引いた追加外部被ばく線量)を測定し、
その結果を子ども達に送付しています。
しかしながら、二本松市のバックグラウンド(BG)値(原発事故前の自然放射線量)は、
1.02mSv/y~1.26mSv/y(年度毎に異なる)と過大なBG値を差し引いていた事が
判明。他の市町村と比較しても過剰に差し引いた。(注1)
注1:福島市と伊達市のBG値は0.54mSv/y 、
郡山市は0.63mSv/y~0.70mSv/y(年度毎に異なる)。
京都大学が開発したKURAMA-Ⅱを使用し
専門家に二本松市内の3個所で測定した 結果をもとに
子ども達の1週間の平均的な行動パターンで被ばくするBG値の平均値は0.35mSv/y。
そして胸に付けたオンファントムでは0.7倍の0.24mSv/yとなる。
従い、二本松市では0.78~1.02mSv/y過大に差し引いていた事が判明。(注2)
注2:福島市や」伊達市、郡山市等他の市町村でも0.2mSv~0.3mSv程度
過剰に引いていると考える。
尚、詳細については小生の以下のブログをご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-07-17
この事を昨年9月頃に二本松市の健康増進課やアドバオザーの木村真三氏に直接指摘
したところ、今年3月に間違いを認めH23年、H24年、H25年のそれぞれ0.2mSv、
0.07mSv、0.26mSvを追加修正し、若干の修正理由等を書いた謝罪文を全児童・生徒に
通知した。
しかしながら、この修正値の数値は未だ小さく、その根拠も具体的数字で説明している 訳
ではなく、納得いくものではない。
二本松市のHPでも修正した値を掲載。
又『バックグラウンド値について』という解説を加えている、
この説明は過剰なBG値を引いてしまった事に対するるごまかしの為の説明になっている。
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/data/doc/1520991336_doc_39_0.pdf
この修正値は小生の疑問・質問からももほど遠いものであり、
その事についても二本松市の健康増進課に今年7月に再質問
(詳細は以下のメールをご覧ください)していますが、未だに回答はない。
『有った事を無かった事にする』訳にはいかない。
被ばくの真実を明らかにする事は我々大人たちのせめてもの
子ども達への償いであり責務であろう。
この間違った矮小化された外部被ばく線量値は
政府の『放射線リスクに関する基礎的情報 』にも記載されており、
今後政府の帰還政策や賠償政策、
そして国連科学委員会やIAEA等国際機関のレポートや
全国各地の裁判等で 悪用される事を危惧。
追加外部被ばく線量値には必ずバックグラウンド値(BG値)も併記すべきとの
意見が一部の専門家からも出ている。
騙されない為にもBG値を各市町村に確認してみましょう・・・
又二本松市の教育委員会作成の放射線の『副読本』にも掲載され、
間違った内容で小中学生に教育されている。
教育委員会への質問については小生の以下のブログをご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-21
未だに回答はない。
以下は今年7月に健康増進課に質問したメール。未だに回答はない。
この為12月の定例議会で質問してもらうよう、議員さんへの情報提供を始めた。
みなさんの市町村でも、是非確認してみてください。
ーー以下は健康増進課への質問メールーー
二本松市健康増進課
××課長殿
放射線被ばく測定センターの見学ありがとうございました。
又日頃の健康増進、放射線測定に関し感謝申し上げます。
二本松市のHPには個人線量値の平均値が修正された数値が記載されています。
その修正内容はH23年:1.53mSv→1.83mSv、H24年:1.44mSv→1.51mSv、
H25年:0.72mSv→0.98mSvとなっています。
そしてバックグラウンド値についてが木村真三氏のメッセージといった形で記載されて
いますが、今回の修正に関する理由やその具体的な数値等がまったく記載ありません。
そこで以下にについて回答ください。
1.H23年、H24年、H25年のそれぞれ0.2mSv、0.07mSv、H25年:0.26mSvを
追加修正した理由とその数値の根拠(特にバックグラウンド値の修正)
2.H26年、H27年、H28年が修正されない理由
3.二本松市としての理想とするバックグラウンド値の定義と実際に使用したバック
グラウンド値とのかい離についての説明
4.個人宛てに出した修正値の通知書について
(今年3月頃の29年の測定結果の通知書に記載)
①どのように数値を修正したか?
②修正の理由はどのように説明したのか?
具体的なバックグラウンド値の修正値を示したのか?
③H29年に測定いていない子どもに対してはどのように修正した通知を出しているか?
→信頼回復の為に間違いを修正し正しい測定が求められます。
5.HPには以下の記載があります。
『もし、正確な値を出してもらいたい場合には個別対応を行いますので、
健康増進課までお問い合わせください』とあります。
是非正確な値を出して欲しいと願っています。
個別対応は具体的にどのようにすれば良いのでしょうか?
保護者への信頼回復の為に丁寧な納得いく説明が求められます。
間違ったままの過小のデータが国、県、裁判所、東電、国際機関等から悪用される
事を危惧するものです。
6、添付の小生が作成した『個人線量測定の問題提起』に関するご意見や反論
以下は参考です。
昨年11月の二本松市内3か所でバックグラウンド値を測定した。
その測定結果をもとに、子ども達の追加被ばくを測定する個人線量計測に各市町村
(二本松市も)のバックグランド値を適用しているが、そのバックグラウンド値が過剰に
引かれている事が明らかとなった。
二本松市は小生の指摘(0.78~1.02mSv過大に引いている)を受けて、今年3月頃に
HP上で個人線量の測定値(平均値)をH23年:0.3mSv、H24年:0.07mSv、
H25年:0.26mSvを追加したが、これでも修正値は少なすぎで、他の年の修正も
必要ではないでしょうか?
以上今月7月末までにご回答いただきたくお願いいたします。
抱えたり、罹患しながら将来への不安等大変なストレスを持ちながら生活しているのが
現状だ。
二本松市はじめ福島県内の各市町村は原発事故発生以降、
子ども達に個人線量計(ガラスバッジ等)を
配布し、外部被ばく線量 (バックグラウンド値を差し引いた追加外部被ばく線量)を測定し、
その結果を子ども達に送付しています。
しかしながら、二本松市のバックグラウンド(BG)値(原発事故前の自然放射線量)は、
1.02mSv/y~1.26mSv/y(年度毎に異なる)と過大なBG値を差し引いていた事が
判明。他の市町村と比較しても過剰に差し引いた。(注1)
注1:福島市と伊達市のBG値は0.54mSv/y 、
郡山市は0.63mSv/y~0.70mSv/y(年度毎に異なる)。
京都大学が開発したKURAMA-Ⅱを使用し
専門家に二本松市内の3個所で測定した 結果をもとに
子ども達の1週間の平均的な行動パターンで被ばくするBG値の平均値は0.35mSv/y。
そして胸に付けたオンファントムでは0.7倍の0.24mSv/yとなる。
従い、二本松市では0.78~1.02mSv/y過大に差し引いていた事が判明。(注2)
注2:福島市や」伊達市、郡山市等他の市町村でも0.2mSv~0.3mSv程度
過剰に引いていると考える。
尚、詳細については小生の以下のブログをご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-07-17
この事を昨年9月頃に二本松市の健康増進課やアドバオザーの木村真三氏に直接指摘
したところ、今年3月に間違いを認めH23年、H24年、H25年のそれぞれ0.2mSv、
0.07mSv、0.26mSvを追加修正し、若干の修正理由等を書いた謝罪文を全児童・生徒に
通知した。
しかしながら、この修正値の数値は未だ小さく、その根拠も具体的数字で説明している 訳
ではなく、納得いくものではない。
二本松市のHPでも修正した値を掲載。
又『バックグラウンド値について』という解説を加えている、
この説明は過剰なBG値を引いてしまった事に対するるごまかしの為の説明になっている。
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/data/doc/1520991336_doc_39_0.pdf
この修正値は小生の疑問・質問からももほど遠いものであり、
その事についても二本松市の健康増進課に今年7月に再質問
(詳細は以下のメールをご覧ください)していますが、未だに回答はない。
『有った事を無かった事にする』訳にはいかない。
被ばくの真実を明らかにする事は我々大人たちのせめてもの
子ども達への償いであり責務であろう。
この間違った矮小化された外部被ばく線量値は
政府の『放射線リスクに関する基礎的情報 』にも記載されており、
今後政府の帰還政策や賠償政策、
そして国連科学委員会やIAEA等国際機関のレポートや
全国各地の裁判等で 悪用される事を危惧。
追加外部被ばく線量値には必ずバックグラウンド値(BG値)も併記すべきとの
意見が一部の専門家からも出ている。
騙されない為にもBG値を各市町村に確認してみましょう・・・
又二本松市の教育委員会作成の放射線の『副読本』にも掲載され、
間違った内容で小中学生に教育されている。
教育委員会への質問については小生の以下のブログをご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-21
未だに回答はない。
以下は今年7月に健康増進課に質問したメール。未だに回答はない。
この為12月の定例議会で質問してもらうよう、議員さんへの情報提供を始めた。
みなさんの市町村でも、是非確認してみてください。
ーー以下は健康増進課への質問メールーー
二本松市健康増進課
××課長殿
放射線被ばく測定センターの見学ありがとうございました。
又日頃の健康増進、放射線測定に関し感謝申し上げます。
二本松市のHPには個人線量値の平均値が修正された数値が記載されています。
その修正内容はH23年:1.53mSv→1.83mSv、H24年:1.44mSv→1.51mSv、
H25年:0.72mSv→0.98mSvとなっています。
そしてバックグラウンド値についてが木村真三氏のメッセージといった形で記載されて
いますが、今回の修正に関する理由やその具体的な数値等がまったく記載ありません。
そこで以下にについて回答ください。
1.H23年、H24年、H25年のそれぞれ0.2mSv、0.07mSv、H25年:0.26mSvを
追加修正した理由とその数値の根拠(特にバックグラウンド値の修正)
2.H26年、H27年、H28年が修正されない理由
3.二本松市としての理想とするバックグラウンド値の定義と実際に使用したバック
グラウンド値とのかい離についての説明
4.個人宛てに出した修正値の通知書について
(今年3月頃の29年の測定結果の通知書に記載)
①どのように数値を修正したか?
②修正の理由はどのように説明したのか?
具体的なバックグラウンド値の修正値を示したのか?
③H29年に測定いていない子どもに対してはどのように修正した通知を出しているか?
→信頼回復の為に間違いを修正し正しい測定が求められます。
5.HPには以下の記載があります。
『もし、正確な値を出してもらいたい場合には個別対応を行いますので、
健康増進課までお問い合わせください』とあります。
是非正確な値を出して欲しいと願っています。
個別対応は具体的にどのようにすれば良いのでしょうか?
保護者への信頼回復の為に丁寧な納得いく説明が求められます。
間違ったままの過小のデータが国、県、裁判所、東電、国際機関等から悪用される
事を危惧するものです。
6、添付の小生が作成した『個人線量測定の問題提起』に関するご意見や反論
以下は参考です。
昨年11月の二本松市内3か所でバックグラウンド値を測定した。
その測定結果をもとに、子ども達の追加被ばくを測定する個人線量計測に各市町村
(二本松市も)のバックグランド値を適用しているが、そのバックグラウンド値が過剰に
引かれている事が明らかとなった。
二本松市は小生の指摘(0.78~1.02mSv過大に引いている)を受けて、今年3月頃に
HP上で個人線量の測定値(平均値)をH23年:0.3mSv、H24年:0.07mSv、
H25年:0.26mSvを追加したが、これでも修正値は少なすぎで、他の年の修正も
必要ではないでしょうか?
以上今月7月末までにご回答いただきたくお願いいたします。
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