ウランは30~40年で枯渇する

【原発の燃料ウランはあと30~40年で枯渇する!】

新興国や日本が新たに原発を作っても、
燃料となるウランは30~40年程度で枯渇する為に採算が合わない。
いずれウラン燃料価格は高騰する。
ウラン鉱山を牛耳っているのは一握りのフランスの財閥だから・・・
新しいエネルギーに早く舵を切る事が日本を救う。


以下はフェースブックのTLからの転載(東工大元教授より)

  【世界の原発の新規需要】
                   
「原発需要 世界で拡大 -新興国で新設相次ぐ-」という見出しで報道されています(読売10月22日)。それによると200基近くが建設中または計画中とのことです。その報道の内容は果たして現実に即している(世界で拡大している)のでしょうか。...それとも原発を推進しようとする政権・業界のいわば「御用新聞」として原発推進に同調しているのでしょうか。
       
現在の世界の電力需要は「2万TWh」(TWh = 10億kWh)= 年4.2京キロカロリーです。地球の自然のバランスを考えると、将来のエネルギー源は太陽から「毎年」降りそそぐ「1,300京キロカロリー」の自然エネルギーではないかと私は考えています。
現在の日本の電力10社の合計出力は「2,000億KW」 = 年1,500兆キロカロリーです。

一方、世界のウラン235の確認埋蔵量は「50京キロカロリー」です。この確認埋蔵量は地表から放射線量を計測して確認したものですからこれが確定量です。原子炉は1基あたり約100万kWを出力し、ウラン235を1年間に23兆キロカロリー分消費します。

現在世界に430基の原子炉があります。それだけでウラン235を1年間に約1京キロカロリー分消費します。原子炉の寿命は約40年ですから、原子炉はウラン235が枯渇するまで、現在の430基でおよそこと足りています。

もっとも、ウラン235は半減期が7億年です。地球が誕生してから約45億年経ちましたが、人類がウラン235を消費しなくてもあと何十億年か後にウラン235は地球上から消滅します。

日本では最初の20年間に原発を40基設置できました(日立、東芝、三菱)。次の20年間は14基だけしか設置できませんでした。一方、アジア・中東新興国には「わが国にも原子力が欲しい」という国が多くあります。
そこで、日本としてはアジア・中東新興国に原発を輸出して利益を確保したいところでしょう。しかしながら、世界に原発はそのように「新規需要」はあっても、前記のように現在の430基でおよそこと足りています。
今後拡大できる見通しはありません。

欧米は、脱原発に入っています。その直接の背景として「スリーマイル原発事故」と「911テロ」がありました。スリーマイルでは1基がメルトダウン(炉心溶融)しましたが、メルトスルー(炉心貫通)をしませんでした。
なので、圧力容器の底に溶け落ちた燃料100トンを水冠して遠隔ドリルで5年かけて削り出すことができました。福島第一ではメルトスルーしましたので、これを削り出す技術は日本になく、世界にありません。当時の米国原子力規制委員会レイク・バレットは「福島について、日本人はあるとき社会的判断が必要となる」と言っています
(未来永劫廃炉され得ない)。


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