検討委見解に疑問~地元紙に投稿~

『甲状腺がん調査 検討委見解に疑問』との見出しで、
小生の投稿記事が福島民報に掲載された。

『医師は倫理が無ければ成り立たない。
医師の道は人類愛、フューマニティにあり、
ひたすら患者の視点に立つ。』

福島県と検討委員会が患者の視点に立った、
人道に目覚める事を期待したい。


以下の関係者にも投稿記事を送付した。


 ---以下転載ーーー


福島県県民健康調査課
小林課長殿
  cc大津留教授殿
清水修二特任教授殿
    床次眞司教授殿
    高村昇教授殿
鈴木眞一教授殿



3月27日付けの福島民報に小生の投稿記事が掲載されましのでご参考までに送付します。
(写真添付)
是非、患者一人ひとりのヨウ素の初期被ばく線量値を検証し、国民と県民も信頼を得られる
よう、科学的・医学的な検証と県民への納得ある説明をお願い致します。
この事が県や県内の医療への信頼に繋がります。
本投稿記事に対する反論やコメントを歓迎いたします。

  
  ・・・・投稿記事原文・・・・
   
報道ステーションの甲状腺がん特集は、
県・検討委員会の甲状腺がん多発に関する最終報告案
『放射能の影響は考えにくい』とする4つの理由を全て否定した。

委員会はヨウ素の初期被曝線量はチェルノブイリと比較し極めて少ないと
しているが 、このデータは一部の集団であり、一人ひとりの被曝線量を
検証したものでは無く、線量が少ないとするのは受け入れがたいと述べた
委員。

ヨウ素とセシウムの比率は地域によって大きく異なる為に、既に消えた
ヨウ素の被ばく線量を個人毎に正確に推定する事は極めて困難で、
委員会の発表は疑わしい。
現在研究機関が3年がかりで追跡中だ。

当時5才以下の発見が無い事を理由にしているが、チェルノブイリでは
事故後早くて7~8年後だった。

又2巡目の51人のがん患者発見に対し疑問視する委員とチェルノブイリ
の医師。地域差がないとする事にも疫学の専門家が反論している。

このように最終報告案は既に破綻しており、現段階ではせめて『放射能の
影響かどうかは分からない』とするのが妥当ではないだろうか?
県と委員会には人道的、心情的な視点にたった慎重な対応をお願いしたい。




画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック